2022年10月、山梨の富士吉田で、ハーブブランド「HERB STAND」さんとHOLONの1DAYのコラボレーションイベントを開催しました。 今回のイベントは、各地から総勢20名ほどが参加。 まず私たちが案内されたのが、「HERB STAND」さんの持つ富士山の見えるハーブ畑。 そこにはたくさんのハーブが角区画ごとに種類別で育てられています。 HERB STAND代表の平野さんが、畑を歩きながらハーブの説明をしてくださいました。平野さんから手渡されるハーブを、一人ひとりが触って、匂いを嗅いで、時には口に含んでみたり。 参加者の方々からは、 「いい匂〜い!」 「すごい!癒される〜。」 などの声が。ハーブの小さな枝葉から香る匂いは、アロマオイルのよう。その香りにうっとりしながら、それぞれが自分の好きなハーブを籠いっぱいに摘んでいきます。 ハーブ採取をした後は場所を移動し、富士山登山の0号目と呼ばれる富士浅間神社近くの、パインズパークでお昼ご飯。 絵に描いたような広大なピクニック広場に、参加メンバーは感動の嵐。木の下で、富士吉田のレストランで作ってもらったサンドイッチランチをいただきました。 サンドイッチやサラダの中にはハーブスタンドさんのハーブが使われており、爽やかな香りと味わいがいいアクセントに。自然を感じる美味しいランチでした。 お腹が満たされた後は、富士山へ入り、野生のハーブ探索へ。 山は、進むにつれて緑がどんどんと深くなっていきます。土の匂いや、松、檜など木々の香りが、富士山の神聖な空気を物語っているよう。薬草の採取地としての歴史もある富士山北麓の森には、昔、薬草として使われていたハーブがたくさん自生しているそうで、途中、平野さんからその香りや効能について教えてもらいました。 驚くことに、野生の植物はどれも、畑で香ったハーブに劣らない芳香を持つものばかりなのです。散策の後には、森で摘んだ植物のハーブティーは、その香りと味わいにびっくり。一口飲むと広がる味と香りに、先程の森を歩いているような感覚に。 その後は、HOLONのハーバルな香りを楽しむカクテルも。事前に仕込んだ自家製のコンブチャにHOLON秋<金木犀>を合わせたカクテルと、HOLON ORIGINALをホットのハーブティーで割ったお茶わりを用意しました。摘みたてのフレッシュハーブの香りと、HOLONの柔らかく甘い香りが心地よくマリアージュします。 富士山の森とハーブの香りを五感で楽しめる、大満足の旅でした。 HOLONは今後もみなさんとともに、植物や香りの持つ魅力を探索しながら、心と体の調和をテーマに、様々な体験をつくっていけたらと思っています。 イベントコラボレーションのアイデアがあれば、ぜひInstagramのDM等でご連絡くださいね。
サウナのウェアを展開するTETERAのメンバーと、HOLONのプロデューサー陣とバーテンダーが集い、サウナでジンのロウリュを試みる実験企画を行いました。今回はジンでロウリュをする「ジンリュ」やジンの飲み方を紹介するレポートをお届けします。 この連載について HOLONでは今後2ヶ月ごとにテーマを設け、異分野の人たちとコラボし、体験レポートを連載としてお届けします。本連載のvol.1のテーマは「サウナ」。ジンやお酒というジャンルに留まらず、「ととのう」を切り口に幅広いジャンルの人たちとコラボレーションすることで、「ととのうって何?」を深めていきます。 背景 HOLONは「ととのう」時間を届けていますが、最近「ととのう」で話題となっている『サウナ』にも注目しています。そこで今回ジンをサウナで活用する「ジンリュウ」を試すことになりました。 集ったメンバーは多様で、ホロンチームは堀江麗さん、大谷省悟さん、野村空人さん、玉木春那さん、サウナチームは細田佑介さん、浦田友恭さん、カメラマンの井上秀兵さん、そしてサウナ案内人の橋本健太郎さんでした。 このメンバーで9月16日〜17日にかけて、埼玉県横瀬町にある「ミノペンサウナ」に行きました! ロウリュとは、フィンランドに伝わるサウナ風呂の入浴法の一つで、熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させることで、体感温度が上がり発汗作用を促進する効果があると言われています。サウナストーンに掛ける水にはアロマオイルなどを加えます[1]。(wikipediaより) ジンでロウリュを行なうことを「ジンリュ」と今回は名付けています。日本ではアロマウォーターやお茶でロウリュすることはされているものの、ジンでロウリュすることはめずらしいです。 サウナでジンリュ 現地に到着して早速サウナとジンリュの準備をスタート!薪をくべて温度を上げていきます。サウナストーンが温まったら、ジンリュを作ります。HOLONを、水で3倍〜10倍くらいに薄めて使用します。 (※濃度が高いと酔いが回りやすく危険なため注意してください。体調の優れない場合はお控えください。) HOLONの水割りをサウナストーンに満遍なくかけると、一気に室内の温度と湿気が上がると同時に、華やかなジンの香りがサウナ中に漂ってきました。HOLONにはシナモンやパンダンなど香り高いボタニカルを使っていることから、まるで香水を薫っていると感じるほど、華やかな香りを楽しめます。小さい空間なので香りも温度も伝わりやすく、時間が経つにつれだんだんと薄く変化する香りを楽しめました。ほんのりとアルコールを身体で浴びるような感覚で、不思議と身体がほわりと温まるような気がしました。また純粋にジンを飲む時とは、違う香りが引き立ったのが面白いという意見もありました。 ロウリュの後のジントニック ロウリュで身体が温まった後のシーンにぴったりなのが、HOLONのジントニックとお茶割りです。 HOLONのソーダ割りレシピ 材料▷ HOLON:30ml ソーダ:90ml お好みで柑橘の果汁:適量 氷:適量 作り方▷ 1.グラスに大きめの氷を入れて、ジンを入れ、ソーダを注ぎます 2.オレンジの皮を剥き、皮のエキスをグラスに搾り入れて完成 HOLONのお茶割りレシピ 材料▷ HOLON:30ml ジャスミン茶:90ml 作り方▷ 1.グラスに大きめの氷を入れて、ジンを入れます 2.ジャスミン茶を注いで完成 サウナで温まったあとにジントニックを飲むと、身体が身体中に香りが巡るような気分になります。シンプルな作り方なので、キャンプに持って行ってアウトドアで飲むのにぴったり。使い方も様々で、何人かでシェアするもよし。一人キャンプでは日常の喧騒から離れ、自分と向き合う時間のお供にもなります。 サウナに入りジンリュをし、冷水に浸かって、自然の中で外気浴をする。その後ジントニックを飲んで、心身ともに最高にととのいました。 「ととのう」 「ととのう」ってなんだろうと考える中で、サウナは身体をととのえ、HOLONのジンは精神をととのえるものなのではと考えるようになりました。サウナは急速に体温を上げて下げてを繰り返すことで身体が心地の良い状態になる一方、HOLONはアルコールで心地の良い状態になるだけでなく、むしろ自分に向き合う時間になります。サウナとジンは一見違うものに見えますが、どちらも身体と精神の調子を良くすることに繋がるという共通点が見えました。 番外編〜フード〜 サウナでととのった後、細田さんと浦田さんが本格チキンカレーとポークビンダルを料理してくれました。サウナで温まった後に食べるスパイスカレーは、より身体が暑くなり相性バッチリ。またスパイスを使っている点でジンとの相性もバッチリでした。